新型コロナショックによる暴落でサラリーマン投資家としてやっていくこと

”コロナショック”到来,ピンチはチャンス

今週,新型コロナ(COVID-19)の影響を受けて各国の市場が暴落しました. 米国市場にいたっては,リーマンショック以降最大の下落を記録しています.

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個人的な話で恐縮ですが,2016年あたりから投資を始めた私としては初の暴落です. 時折調整は挟みながらも基本的に右肩上がりの相場の中,次の暴落でポジションを増やそうとずっと考えていました. なので,そこまで下落にショックは受けていません.「ついに,その時が来たか...」って感じです.コロナの報道がされ始めた1月末頃から下落の予想をしつつも特に売却はしなかったのも,そういうマインドがあったからかもしれません. ただ,わかっていたとはいえ,やはり資産の減少を数値で見せられると少し動揺してしまいました.

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800ドル以上の損失...

今思えば,利益が出ていたものだけでも売って,また買い戻せばよかったかなと.

が,とにかく,ここで悲観的になって売却するのは禁じ手です. これからやっていくことは,また相場が回復することを信じて投資を続けていく(=ポジションを増やしていく)ことだけです.

これからポジションをどう増やしていくか?

計画通りポジションは増やします.ですが,先行きが不透明なので,ここで一気に全財産投入!!みたいなことはやりません.運が良ければすぐに億万長者コースかもしれませんが笑 これまで対岸の火事感があったヨーロッパ,アメリカでも感染拡大が見られていますから,今後も株価が継続的に下落することは十分に考えられるでしょう.下落したといっても過去数年のレンジで見ればまだまだ高値圏です.「2番底」「落ちてくるナイフはつかむな」なんて言葉もありますしね. 毎月の購入額を増やそうとは考えていますが,あくまでもこれまでと同じように定期的に購入するというスタイルで続けていくつもりです.

確定拠出年金のスイッチングも忘れない

これまでと違う行動としては,確定拠出年金のスイッチングもこれを機に始めることでしょうか? 実は入社したときはあまりリスクを取らないポートフォリオだったのですが,数年前に購入商品を見直して現在はほぼ100%を海外株式の商品に充てています.その見直し時に,それまで運用していた商品は定期貯金(的な商品)にスイッチングしてそのままキープしていました.その資金を海外株式の商品にスイッチングしていきます.これも今後どれだけ影響が続くかわからないので1年間に分散して毎月スイッチングしたいと思います.

まとめ:基本はこれまで通り購入を続けていくだけ

COVID-19とは長い闘いになりそうです.残念ながら経済への悪影響は今後も続いていくでしょう. 実際,新型肺炎の影響で倒産せざるをえない企業も出てきてしまいました.不安面もありますが,仕込みのチャンスでもあります. たしかに,このような時期に株を買いあさったり,「仕込みのチャンス!!」みたいに思うのは不謹慎,利己的だ,という考えもあるとは思います.が,これまでと同じように購入を続けているだけだと思えば罪悪感も薄れるのではないでしょうか.