英語学習に欠かせない我が三種の神器ツール
その1: 英辞郎 on the Web Pro
学生時代からお世話になっている,もうコレがないと生きていけないレベル(見事に囲い込まれています,ハイ...)
好きなポイント
辞書としての基本的なスペック,使い方以外の面で気に入っているポイントをあげます.
頻度集計
単語の前後にどんな語が来るのかをランキングで見せてくれる.いわゆるコロケーションを調べることができる.
例文が豊富
「英語でこれなんていうの?」っていう表現を日本語で検索しても結構出てくるし,実際の文章(コーパス)が例文で比較的長いものも多く,単なる単語の置き換えではなく「こうやって表現するのか」がわかることが多い.
単語帳
ワンクリックで単語を単語帳に登録できます.タグ付けも可.すでに登録した単語を再度登録するとメッセージが出て「こんな単語見たことないわー」->「あ,もう出会ってたんだ...(汗)」っていうのが多々あります(笑)
料金
月額¥300(+Tax)です. 年間でサブスクリプションすると年額¥3300(+Tax)で1ヶ月分おトクになります.
少し例文が制限されているPro Liteというバージョンも無料,無期限で利用できるので,まずはそれから試してもいいでしょう.
その他
機能は制限されているけど,スマホアプリ版(オフライン使用不可)もあるよ.
その2: LODCE (ロングマン英英辞書サイト)
続いてこちらも辞書系ツールになります.英辞郎との一番の違いは「英語のみ」ってところですね.まあ,英英辞書なんで.
ある程度,ボキャブラリが増えてくると,今度は同じような微妙な意味の違い,ニュアンスや使いどころを意識していきたいところですよね.そんなとき活用すべきは英語表現を英語で説明した英英辞書です.
好きなポイント
こちらも基本的な辞書としての使い方以外の面からポイントを...
ボキャブラリを増やせるコンテンツ
単に英英辞書機能だけではなく,トップページに単語とメジャーな意味説明が表示される'Word of the day'(結構ハイレベルな単語だったりします)や写真のモノを英語で表現する'Pictures of the day',さらに同義語を覚えるクイズ形式の'Exercise'など,ボキャブラリを鍛えるコンテンツが提供されています.
特に調べたい言葉がなくても1日1回アクセスするだけでも勉強になります. 'Word of the day'などのコンテンツからは該当単語の説明ページにワンクリックでアクセスできるので,そこの例文でわからない単語を調べてみたりして,ボキャブラリを増やすのもいいと思います.
無料
なんと無料.しかも有料プランがあるわけでもなさそうなので完全無料です.
料金
大事なのでもう一度言います.
無料です.
やっほい.
その3: Grammarly(英文校正ツール)
YouTubeで広告も流れているし,知っている人も多いのでは?
好きなポイント
おことわり:有料版でしか使えない機能もあるので注意.
サジェスト機能
スペルや簡易な文法ならWordとかでもチェックしてくれますが,そこから一歩踏み込んで「同じ単語を何度も使っている」「もっと適切な単語がある」「文章長すぎるからもう一回考え直せ」といったように少しでもよい文章になるようにサジェストしてくれます.
Grammarlyの基本的な機能ではありますが,英語で(それなりに)正しい文章を書くことのハードルを下げてくれているので,もっとアウトプットしようというモチベーションが維持できています.
分析ツール
黙読と音読にかかる時間(スピーチに便利)や「アメリカの◯年生までならスラスラ読める文章です」などの情報も教えてくれます.
デメリット
エディタアプリを使用していてもオフラインでは閲覧すらできなくなってしまうことと,(少なくとも個人ユーザ用のPremiumプランの場合)内容はクラウドに送信されているだろうから主にプライベート,勉学用にしか使えないことですかね.
料金
年間サブスクリプションで,月あたり$11.66らしいので,つまり年間$139.92ですね. ただ,無料版を使い始めると「アップグレードしませんか?」と40%ぐらいOFFになる特別価格オファーメールが来たので,そちらを利用してサブスクリプションするのがよいでしょう.
その他
スマホアプリ版もあります.が,アプリ版はGrammarlyキーボードという位置付けで,エディタではないのがちょっと残念. スマホでガリガリ文章を書くことはないので文法チェックが機能しなくても困らないのですが,エディタアプリで編集した内容をスマホから閲覧できないのは少し不便です.
おまけ: Evernote
英語学習に特化したツールではないですが,次点でEvernoteも載せておきます. もちろん,OneNoteとかあるいは紙のノートでもOKだと思います.
こんなことに活用してます
うまく言えなかったことのまとめ
「あー,こんなこと言いたかったんだけど,うまく表現出てこなかった」というときが一番伸びしろがあると思っています.それを放置してしまうのはMOTTAINAI.ということで,言えなかったことをEvernoteに書き留めては英語で表現してみる(Grammarlyも活用)ということをやっています.まあ,備忘録兼オリジナル表現集ってとこですね.
その他,トピックごとに関係した表現のまとめや画像を貼り付けてビジュアル単語帳にもしています.